第6回定期演奏会 プログラム

日時:2008年12月12日(金)
開場:17時30分
開演:18時00分
閉演:19時50分(予定)


場所:同志社大学今出川校地寒梅館ハーディーホール

会場へのアクセスはこちらをご覧ください♪

~演奏プログラム~

※曲名のリンクを押すと,曲紹介の場所に飛びます♪

Program 演奏者名 曲目 / 作曲者
No.01 3 井関 美奈子‏ クープランの墓より 第1番:プレリュード / ラヴェル
No.02 1 吉田 愛美 バガテル「エリーゼのために」 / ベートーヴェン
No.03 3 池田 奈緒子 亜麻色の髪の乙女 / ドビュッシー
No.04 3 野崎 綾奈 バラード第4番 Op.52 / ショパン
No.05 2 今井 祐介 ユーモレスク 作品101(B187)より
第7番 / ドヴォルザーク
No.06 3 与那嶺 裕紀 ノクターン第2番 Op.9-2 / ショパン
No.07 3 村上 桃子 ピアノソナタ第14番 Op.27-2「月光」より
第1楽章 / ベートーヴェン
No.08 2
3
中谷 しのぶ
井関 美奈子
フルート・ソナタ イ長調より
第4楽章:Allegretto poco mosso / フランク
Program 演奏者名 曲目 / 作曲者
No.09 3
4
北村 諒介
冨澤 えり
六つの古代エピグラフより
第1番:夏の風の神、パンに祈るために
第4番:カスタネットを持つ舞姫のために
第6番:朝の雨に感謝するために / ドビュッシー
No.10 4 畑 明日香‏ ピアノソナタ第17番 Op.31-2
「テンペスト」より 第3楽章 / ベートーヴェン
No.11 1 広野 青衣‏ 恋は魔術師より 火祭りの踊り / ファリャ
No.12 1 吉田 晴香‏ 2つのルーマニア舞曲 Op.8a(Sz.43)より
第1番 / バルトーク
No.13 3 北村 諒介 アルゼンチン舞曲集より
第3楽章:やくざなガウチョの踊り / ヒナステラ
No.14 3 大橋 由惟 ハンガリー狂詩曲より 第2番 / リスト
No.15 4 中山 康一‏ 幻想曲 Op.49 / ショパン
No.16 4 小寺 宏典 超絶技巧練習曲より 第4番:マゼッパ / リスト


~曲紹介~

Program 曲目 曲紹介
No.01 クープランの墓より
第1番:プレリュード
 

 「クープラン」は誤訳で、亡き友人たちのための曲だそうです。人違いの曲です。聴き所は最後の盛上りですが、私が弾くとあまり盛上りません☆滑り落ちる指たちかなりお聴き苦しいですが、がんばりまーす♪♪
No.02 バガテル
 「エリーゼのために」
 

 ベートーヴェンが愛したエリーゼのために作曲した作品。ミステリアスに始まりドラマチックに盛り上がる曲です。是非聴いて下さい。
No.03 亜麻色の髪の乙女  

 フランス印象派作曲家、ドビュッシーによる亜麻色の髪の乙女は、美しく透明感あるメロディーで広く知られています。小曲でありながら、繊細な旋律 と重なり合う様々な音が豊かな表情を作ります。光のさす森の中にいる美しい乙女の情景と、乙女を想う作曲家の視点を表現したいと思います。
No.04 バラード第4番 Op.52  

 哀愁に満ちた旋律から重厚感のある和音の響き、ショパン独特の美しい旋律を奏でます。
No.05 ユーモレスク
作品101(B187)より 第7番
 

 誰でも1度は耳にしたことのあるようなそのメロディーは,眠りに落ちようとする時に走り出すような,心地よい汽車のリズムを表していると言われています.中間部ではドヴォルザークが故郷を想う,哀愁の気持ちを表現できたらと思います.
No.06 ノクターン第2番 Op.9-2  

 この曲はショパンの全21曲あるノクターンのうちの一つで、20歳前後に書かれたとされています。繊細でロマンティックで、まさに「ピアノの詩人」と言われるに適したショパンの一曲といえます。シンプルなメロディーに限りない美しさを秘めた曲です。
No.07 ピアノソナタ第14番 Op.27-2
「月光」より 第1楽章


 ベートーヴェンの3大ピアノソナタの1つ。無駄のない考えられた旋律が ステキな曲です。 いつもキラキラした曲ばかりを選曲してしまう私が今回大挑戦!笑大人の女性の 音を奏でられるようがんばりますっ♪

No.08 フルート・ソナタ イ長調より
第4楽章:Allegretto poco mosso
 

 フルートとピアノのコラボレーション☆ 2つの楽器がメロディーを追いかけっこ!と思いきや重なり合って一緒に歌い上げる!工夫が盛りだくさんの4楽章♪弾いても聴いても楽しい曲です。
No.09 六つの古代エピグラフより
第1番:
夏の風の神、パンに祈るために
第4番:
カスタネットを持つ舞姫のために
第6番:
朝の雨に感謝するために
 

 ドビュッシーは、いくつかの連弾曲を作っています。この曲も、その素晴しい名曲の中の一つです。「ビリティスの歌」という詩から題材をとっており、一つ一つの楽章に表題が付いています。ピアノの響きと歌心を知り尽くしたドビュッシーならではの音色、それぞれの表題を表せるよう演奏したいと思っています。
No.10 ピアノソナタ第17番 Op.31-2
「テンペスト」より 第3楽章


 この曲を書いた当時、ベートーベンはほとんど聴力を失っていました。作曲 家として絶望を抱えながら書いたと思われるこの曲を、自分なりの解釈で演奏し たいと思います。…本当は、自分が弾きたいままに弾いているだけですが。
No.11 恋は魔術師より 火祭りの踊り  

 スペインの作曲家M.de.ファリャの「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」を弾きます。スペインらしく熱い曲です!緊張しますが、楽しんで弾こうと思います。
No.12 2つのルーマニア舞曲
Op.8a(Sz.43)より 第1番


 私にとって今回の定期演奏会が、独学でのピアノのスタートです。独学でのピア ノは、なかなか形にならない曲をいかに造り上げるか、 自分なりに試行錯誤するのは大変でしたが、この曲の持つ「おもしろさ」が伝わ るように、演奏したいです。
No.13 アルゼンチン舞曲集より
第3楽章:やくざなガウチョの踊り
 

 ヒナステラは20世紀、アルゼンチンの作曲家です。21歳の時に書かれたこの作品には、祖国アルゼンチンへの愛情がストレートに書かれています。ガウチョ(南米版カウボーイ)の踊りをfuriosamente ritmico e energico(熱狂的に、リズミカルに、力強く)の発想記号と共に演奏します。変人の面目躍如。今回も独自路線を突っ走ります。
No.14 ハンガリー狂詩曲より 第2番  

 リストは幼少からヨーロッパ各地を転々とし、なかなか祖国ハンガリーの土を踏む機会に恵まれませんでした。そんな彼の望郷の念が19曲ものハンガリー狂詩曲を創作する意欲を掻き立てたのでしょう。36歳での当作品をお楽しみ戴ければ幸いです。
No.15 幻想曲 Op.49  

 この幻想曲は、私がピアノ音楽に興味を持つきっかけとなった曲です。今の私にとって大変に難しい曲ですが、豊富な学想や転調、情熱などがあって、挑戦したいと強く思わせる魅力がこの曲にはあります。
No.16 超絶技巧練習曲より
第4番:マゼッパ
 

 すごく迫力のある曲で自分自身大好きな曲です。大学生活ではラストの定期演奏会なのでおもいきって弾きたいと思います。是非聞いて下さい。